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MATERIAL

厳選された素材

加子母ヒノキ HINOKI

檜 Chamaecyparis obtusa

ヒノキ科・ヒノキ属 日本を代表する針葉樹。
見た目の美しさだけでなく耐久性に優れたヒノキは、古くから高貴な建物に用いられてきました。
組み立て式和室『庵 IORI』はヒノキを贅沢に使用しています。

日本には「ひのき舞台に立つ」という古い表現があります。
ヒノキの使用が許可されていたのは江戸幕府公認の格式ある劇場に限られていました。
その舞台に立つことは一流の役者として世間に認められたことを意味します。
昔からヒノキは日本人の憧れであり、一流の証、ステータスの象徴だったことを物語っています。

加子母(岐阜県・中津川)のヒノキ

日本の中心に位置する加子母地区は古来より銘木の産地として知られ、
樹齢300年を超えるヒノキが林立しているのは今やこの森だけです。
これらの貴重なヒノキはユネスコ文化遺産に登録された世界最古の木造建築物で知られる法隆寺をはじめ、
国の重要文化財や国宝の修復に役立てられています。木作りは子育てに似ていると加子母の人々は言います。
銘木を育てるために200年先の未来を見据えて森と向き合っているのです。
組み立て式和室『庵 IORI』も同じ森で育ったヒノキが使用されています。

日本の聖地・伊勢神宮
~式年遷宮に捧げられる加子母のヒノキ~

2016年のG7伊勢志摩サミットで各国の首脳が参拝したことでも知られる伊勢神宮は
日本を象徴する特別な神社で、古くから多くの人々に親しまれてきました。
この伊勢神宮には御神体を移す『式年遷宮』という神聖な儀式があり、20年ごとに全ての社殿を新しく造り替えます。
1300年もの長い歴史を有するこの儀式に使用されるヒノキは加子母の森から切り出され、
最大のものは樹齢400年以上の巨木が用いられます。
旧社殿の解体によって生じた古材は日本各地の神社に譲渡され修復材として大切に利用されています。
東日本大震災の津波で失われた神社の再建にも大きな役割を果たしました。
加子母の森で育ったヒノキは場所や形を変え、信仰の支えとして人々の営みと共に生き続けています。

  • HINOKI 加子母ヒノキ
  • WASHI 越前和紙
  • TATEGU 金沢の建具

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